みなさん、こんにちは。ここ日本はすっかり冬になりました。完全に冬です。現在インフルエンザ、コロナ、プラズマ肺炎等が流行り始めています。みなさんも気をつけてくださいね。
さて。今日もこぎん刺しプロジェクトの進行報告をします。このプロジェクトはパメラと私のステッチ・ア・ロングです。パメラと私はこぎん刺しに一緒に取り組むことにしました。同じデザインを縫いますが使う生地や糸の色は自由です。(各シーズンに使う糸は数色を予め決めてあります。)お互いに何処で何色を使うかは話していないので進行状況はお互いのブログで初めて見ることになります。皆さんも一緒にニュアンスの違いを楽しんで頂けたら幸いです。
パメラは毎週水曜日に他のプロジェクトを含めた進行状況を報告しています。パメラのアドレスは以下の通り。⤵️
https://hokkaidokudasai.blogspot.com
(パメラは既に素敵なタペストリーに仕上げています)
まずは「冬」が完成したので報告します。こちら⤵️
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi3FWCRyxgW_81LknzPfc7xbYuo87lh0lQG9PlzM31HIfjI07UQHNDIeTfkuaw9UFbYTYumIzjaUCmNfWz1y96HnnUx3bAbkgzkSzX1wNvo_T1oR7XuUTyG46Z88PSzEf2DIjF-XC7kb2ixwO4mRsYRSrip5HQnRgbqxHdzxzriVruu3vbk7Ml_c67Uqnth/w400-h244/DSC_0197~2.jpg) |
また目の数え間違いをしてしまいました。。。
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クリスマスカラーを使って楽しい感じを表現してみました。縫ったデザインはトナカイではありません。
「イタヤ馬」という馬です。日本の秋田県の仙北市の伝統工芸に「イタヤ細工」というイタヤカエデの若木を帯状に加工し、手作業で編み上げられる籠やザルがあります。この手法で馬が作られていて今回のデザインに使われたと想像します。(今回のプロジェクトは全て販売されている本を参考に縫いました)右向きと左向きの馬がなんとも可愛いデザインです。目の数え間違いを補う為に全体のバランスを考えて足した縫い目が少々あります。
これで最後の「冬」が完成しました。
ここからはタペストリーに仕上げた様子を紹介します。
パメラは裏にも美しい布を使って仕上げていますが、私は元々裏には何もしない予定でした。そして最初からある物を布の上部に糊で貼って仕上げる予定だったので、こぎん刺しを始める前にそれを作っておきました。布もそれを実行出来るように余裕をもたせ最初の「春」を縫い始めています。
以前作った「和柄のタペストリー」で使った竹がワンセット残っているのでそれを使うつもりでしたが、タペストリーに合わせてカットするのが勿体ないと思いやめました。そこで何かないかなーと家中を探したところ、
古紙回収専用の袋に目が止まりました。私の住んでいる地域では古紙回収袋は何でも良いので、毎回大きめの紙袋を専用にして袋一杯になるまで古紙を入れて出しています。ティッシュの箱や厚紙は何でも入れています。その袋の中から
「これ!これ!」と思った物を見つけました。何とか使えそうと考えた私は古紙回収専用袋からある物を取りだしました。何だとおもいますか?
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgWwnVtMKefHgnCLymkr1gpFr-qoUB8Z8PqrP1dUbiqylH_Vc1rwWa3YcXxH_9KVV_flqmUZJjz225alBscAJE9PZ2nCuVaVjNTZAHmTwY_8ILe2bAVmRPFjhwPsAFOhMCH59pbCxUzV96ccIC4euONNdXAEz6Cwb5agYijrFNZ98boXoBhP2qE5NIyUXQX/w400-h250/DSC_0198~2.jpg) |
答えはサランラップの芯。紙製ですが固くてしかっりしています。 |
私はサランラップの芯をもっと輪の小さい芯にする為に、ハサミで縦に切りました。固くてとても切りにくかったです。切った芯は自然にくるまってくれましたが、更に小さくする為にくるくる回し最後はガムテープで固定して完成。それがこちら。⤵️
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhoyaGzJTbIiovTWRI0kp2cNG7szpipE0LmfjWrtsM5SyUEiemOYIUXym5QDGCzbxYGQ3ODUt06ryd139muaZILqb1lOi9_rIkZkVopiQ8gEiLA6-VGiVLzRazlASbywcDnX_FX0TIiyiy2oRxtYtew9ZOUNRRnUDQcJ8AlQ0L6YdiLFhKxu7cTZWH5qSBl/w400-h230/DSC_0199~2.jpg) |
ギュッと閉まって芯の輪が小さくなりました。 |
予定通り出来上がった布の上部の裏に布専用の糊をつけて作った芯をくるくる回しながらつけました。それがこちら。⤵️
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgpwLFRL4b7pbfboEBAsI_swukXPdrIy_yYXcVXpsoeagYBcgrVmLn5pqmY_BaDsdAQ0SH3F2fP_IlSkDOIdv9veVOhC29hseENjyLQyq2le6m-162X0fe3Z-_0-86SBV124AFLErMqY0WnzT7-b_aIo8mG4bkNwnDsBGhxEUvzc2M_fsspOvi9OmkEGEOS/w391-h400/DSC_0198~3.jpg) |
タペストリー上部の裏に糊をつける
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![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_EaNO9SvhghFiBnvSrzZ0MFBAKhlfFxP6M92ug6BaphYk2fpxjJA_FyqwkCYdXW9OnPuyV41CVeKkTk12bdELTK8j1b2Bu-NpPeqx1DM9sY0YR5e-SARFIHfz8IUK7q7qRrrY9bLWJFtIyRJVd1tu6TtAuSM43DVOYBIFGksHVfjXDtGH5ZghhmLCf7cA/w400-h209/DSC_0199~3.jpg) |
作った芯を布に巻き付ける |
そしてタペストリーの上部が完成しました。⤵️
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg5jWP0x6TTLC7N1UcmLfFu4jn_tlkay2ovRiWyvpT7QDKGefQWaqwZI6ChDj0RlJdgtRzMXNO9qNwibj1AX1OmpNGA1RDk89VcN8V8kZmnNGyjW81gVMaW_9P2uI-nvmzVYRGzgZ0lsjB0Uq1_rV9eHIOi6n_UUgU_001YVYs9rXMFMmzvRpLLRzE16qtL/w400-h190/DSC_0201~2.jpg) |
想像以上に良い仕上がりに満足しています
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あとは周りの布がほつれないように専用の糊をつけて乾かし、全体のバランスが良くなるように余分な布をカット。芯に糸を遠し、タペストリー下部は横糸を抜いて仕上げました。完成品がこちら。⤵️
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjsVJ0R2xZqSyZv3eJJAT4MOPw2nTw74KBKaat0G4YdmG42q3-T25qQ_VlREl1ghnUcd-X56Fw4mtXksZWSRRqNixUJrx_mU8ePx_qmfL5RFnhx0WkBGDySRt7p28m9I5VXKDZ7jBaTj4AVul8icKJTJ1K34NFXX6emxrEW2Q0ke-D42HFBSZ8NnzZLqakR/w400-h326/DSC_0197~4.jpg) |
ひとまず以前作った和柄のタペストリーの横に飾ることにしました。 |
思ったより小さいサイズのタペストリーに仕上がりましたが如何でしょうか?
9月25日から始めたパメラと私のステッチ・ア・ロング。パメラより随分遅れてしまいましたが完成しました!!(年内に完成出来て本当に良かった)
こぎん刺しは始めてでしたが少しでもオリジナル性を出したいと考え、同じデザインですがパメラと私は使う色を何色か決めて何処で何色を使うかは自由にしました。結果的にとても楽しい作業でしたが大変だったという思いもあります。そもそもこぎん刺しって何色も使う手法なのであろうか?と今更考えている私です。
こぎん刺しの良さを表現しているのはパメラのタペストリーです。⤵️
https://hokkaidokudasai.blogspot.com/2024/11/friday-finish-four-seasons-kogin.html
縫い目も美しく厳格だからこそ、こぎん刺しの良さを引き出していると感じます。麺棒を使う工夫も素晴らしいですよね。私のタペストリーは随分と遊び過ぎてしまいました。
こぎん刺しを勉強し直していつの日かパメラのような美しいこぎん刺しを縫ってみたいです。
パメラ。このプロジェクトに誘ってくれてありがとう。苦戦したけれど楽しい時間でした。
すごく勉強にもなりました。思えばあなたが私をステッチの世界に連れて来てくれましたね。
あなたの寛大さと優しさに改めて感謝します。
そして私の無謀な挑戦を励ましてくれたみなさま、コメントをくださったみなさまにも感謝せずにいられません。ありがとうございました。
ハッピーステッチ🙌